東京都北区。みなさんはどのようなイメージだろうか?私は
- 北にある
- 埼玉県民があつまる赤羽が中心
- 荒川サイクリングロードを走ると通過する
- 岩淵水門!
つまり、いくつかの事実に基づいた偏見しかない未開の地である。社会人になって結構な年月が過ぎているが、知らないばかり。今回もきっと素敵な発見や出会いがあるであろうと信じている。
ぐるっと1周するとどんな発見があるか?東京都北区1周のレポートをお届け。
東京都北区とは?
全く知識がないので、wikipediaで調べてみると、
田端の大部分と中里の一部はJR山手線の内側に位置する。都県境に接しつつ山手線内のエリアを共有しているのは、23区では唯一である。
というような記述がある。埼玉県に近いけど山手線エリアということか?
また、
昼間人口は307,317人で昼は夜の0.93倍の人口になる。
という情報もある。東京都内でありながら、昼人口が減るということは、ベッドタウンなんだね。
明治通りを進むといつのまにか北区
北区だけにとにかく北に進んでいけばよいかと明治通りを北上して赤羽方面へとすすむ。そうすると、
いつのまにか北区に入っていた〜!
↑明治通り
Google Mapsで場所を確認すると、尾久駅近く。あの高崎線と宇都宮線だけが停車する謎の駅はここにあったのか。と感慨にふけるつもりだったが、なんとなくスルー(^◇^;)
自転車で走っていると楽だけれど、一旦停止すると再加速するのがイヤになる。これはサイクリストあるあるのひとつだ。
サイクリングしていて途中下車するというのは大きなエネルギーが必要だ。自転車からわざわざ降りて撮影するにはそれだけ惹きつける魅力がほしい。
例えば、↓な感じ。
↑耳をすますと都内ではめずらしい遮断機が下りる音。都電荒川線が来た〜!
↑隅田川と並行して走る側道にお地蔵さんが〜!
↑路地裏をぬけていく
↑首都高が川の上を走っている。東京ぽい。
自転車もすれ違えないような路地裏を抜けていくのは東京23区ではよくあることだ。しかし、どことなく郷愁感がない。なにか違う。路地からこち亀の両さんが飛び出してくるような下町の空気がないのだ。道路を走っていても車からのプレッシャーを感じない。ふと、対向車に目を向けてあることに気づく。
北区は足立ナンバーではなくて練馬ナンバー!
やっぱり足立ナンバーは怖いのかなあ。しかし足立ナンバーに囲まれて幼少期を過ごした自分には練馬ナンバーにはなつかしさがないのだった。
隅田川サイクリングロード?から岩淵水門へ
隅田川沿いにはサイクリングロードがない。途切れ途切れに遊歩道があったりなかったり。河口の勝鬨橋から岩淵水門まで約20km。ここがサイクリングロードになると利用者急増すると思うんだけどな〜。役所の皆様聞いてますかー!(でもサイクリスト多過ぎて危ないかも。)
↑隅田川
↑こんな広々とした道がずっと続けばいいんだけど。
↑こんな広々とした道がずっと続けばいいんだけど、その2
↑岩淵水門に到着
岩淵水門といえば荒川サイクリングロードを走るサイクリストにとっては有名すぎる。みんなここをチェックポイントにしていると思われる。ここで折り返す人。記念写真を撮る人。休息をする人。休日を楽しんでいるようでいいじゃないか!
↑岩淵水門
↑荒川沿いを走る
住宅街を抜ける
荒川沿いを少し走ると北区区間は終わり。住宅街に入る。ナビを見ながら右に左にと進んでいく感じ。北赤羽駅を抜けてクネクネと進んでいく。
いつも思うけれど、なぜこんなに区界は入り組んでいるのだろうか。もっとスッキリわかりやすければいいのに。と思いながら走っていると商店街登場。
十条銀座は下町?
十条銀座は昭和の雰囲気が残る商店街(と言われている)個人商店が軒を連ねてワイワイガヤガヤとにぎわっている。ただし、なにかが違う。ワイワイガヤガヤというと浅草の喧騒をイメージするので、どこか違和感がある。
さらにソメイヨシノ発祥の地と言われている染井銀座にも足をむけた。駒込駅近くの商店街で今も元気な個人商店が多い。しかし、この辺りは北区じゃないところもある。例によって区界が入り混じっている。
↑染井
↑染井銀座。ここも区界だった。
↑西ヶ原みんなの公園にて。河津桜満開!
↑コーヒー休息。BEYOND Z COFFEEにて
さいごに
↑田端駅まで戻ってくると夕方だった
北区は住宅街が広がっている。しかしどこか下町とは違う雰囲気。どことなく裕福な感じがするのはナンバープレート効果か!?それとも道の広さ?建物が新しい?いずれにしても東京のまた違う一面を見ることができた。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。折りたたみ式のバッグはつねにポケットに入れて移動している。
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