皆さんは東京都文京区と聞くと何をイメージするだろうか?後楽園?高級住宅?谷根千?護国寺?湯島天神?湯島聖堂?
冬の寒いある日に閃いた!自転車で行けば、文京区の魅力的なスポットを巡ることができるじゃん!俺賢い!
実際に文京区をぐるっと自転車で走ってみると、目まぐるしく変化する街の雰囲気に興奮の連続だった。その様子をレポート!
文京区1周、湯島天神でお参り
1周サイクリングなので、どこからスタートしても良いのだ。しかし、旅の無事を祈ってお詣りからスタートしたかったのだ。よって、御茶ノ水駅スタートで、まずは湯島天神にお詣り。
天神様は学問の神様じゃないのか!?
いや、そうなんだけど、混む前に早朝に行きたかった汗
↑神社の入り口
テキヤが開店する前にたどり着いた&初詣の時期を外したので、空いていた。それでも、おみくじはよく売れていた。
↑どれにしようかと悩んでしまうくらいにいろいろと
へび道?確かにクネクネしているぞ。
続いて向かったのは東大……ではない。このサイクリングは1周をするのが目的の1つであるので、なるべく区界になっているところを通っていくことをルールにしている。
で、へび道である。Google Mapsで事前調査をしていると、見つかったのだ。
え?へび道?
そう、へび道。道がクネクネしているからへび道である。
場所は、根津&千駄木。
あぁ、谷根千(やねせん)ね。
いいえ、今回、谷根千のひとつである、谷=谷中には行きませんよ。谷中は台東区で、根=根津と千=千駄木の2つが文京区なんだよ。
今回のサイクリングは文京区の魅力スポットを回るので、谷中は訪れないことにしている。サイクリングの都合で通り過ぎることはあっても、文京区以外は訪れないのがマイルール。
↑道がクネクネしている。西側が文京区で、右側は台東区である
↑よみせ通りは商店街だが、朝早すぎて、シャッターがおりているお店が多かった
場違い感満載、六義園から高級住宅街へ
文京区の北東に位置しているのは六義園である。六義園は徳川綱吉の時代に造られた庭園である。現代でもしっかりと整備をされているので、入園料が必要。園内でサイクリングはできない。今回の趣旨と反するのでパスした。
↑六義園入口
六義園の裏側から、西に進路を取る。そうすると、ため息が出てくるくらいに立派な豪邸が続いていた。人様の家を撮影するのもどうかと思うので撮影は控えた。本当に豪邸がならんでいた。
↑六義園を南に見ながら、進んでいく
それにしても文京区界隈は坂が多い。山手という言葉があるとおり、高台にあるのが高級住宅街なのだ。上ったり下りたりした。
↑本日1回目、自転車をかついで降りた急坂
↑護国寺を抜ける
↑遠くに見えるのは新宿のビル街
スキージャンプ台?いいえ激坂、日無坂です!
この日の上り下りを象徴するかのような激坂が登場する。こんなまっすぐな急坂は長野県白馬で冬季オリンピックのスキージャンプ台に登ったとき以来見た記憶がない。通り過ぎる人も立ち止まって記念撮影をしている。
文京区にはすごい坂があるんだなぁ〜とおもっていたら、
そこは豊島区だった!
↑まっすぐな激坂=富士見坂(豊島区)
↑趣ある激坂=日無坂(文京区)
おい、日無坂の写真がないぞ。
いや、つい富士見坂でオリンピック選手みたいに急降下してしまって……。
登って撮り直せばよかったじゃん。
いや、それはちょっと……😅
肥後細川庭園から神田川へ
坂を下ってから、しばらく進むと、きれいに整備された庭園が登場した。熊本のお殿様である細川藩の屋敷跡である。今は整備されて庭園となっている。
坂道を上手に利用して庭が整備されている。ここはオススメスポットである。
↑肥後細川庭園
↑この日は晴天で池に反射した景色も素晴らしかったぞ。
↑落ち着く庭園
さらに、江戸橋エリアでは、神田川に沿って進む。都会の喧騒を忘れさせてくる静かな時間が流れている。散歩を楽しむ老夫婦、木陰で読書をしている人、子連れで公園に遊びに来ている家族。その横を自転車を押しながら進む。そう、サイクリング禁止となっているのだ!だが、それがいい。平和でゆっくりとした時間がながれていた。
↑神田川
↑日向が気持ちいい
↑高速道路の下は神田川
↑後楽園に向けて神田川沿いを進むだけだが……。
あとは、ほぼ神田川にそって進めば、後楽園を抜けて、御茶ノ水駅到着となる。文京区1周終了。が、ちょっと待ったぁ!ここで、道を1本入って寄り道したいところがある。
カフェと融合した自転車店、Cruise Bicycle+Cafe
前から気になっていた自転車屋とコーヒースタンドが合体しているお店。お店の名前はCruise Bicycle+Cafe。
店内はとても綺麗で自転車屋というよりも木造建築のロッジのようである。格好いい自転車がならんでいるのだが、他店ではみかけないブランドがならんでいる。
あまり聞き慣れないブランドですね。
はい、量販店では手に入らないものを扱ってこそです。
こちらの財布やサコッシュも、他で見たことがないです。
これは当店のオリジナルブランドBYCRUISEですよ。
↑オシャレ店内、自転車屋とみせかけて
↑コーヒースタンドが反対側に!
↑ビールも取り扱っている(サイクリング中は飲めません)
↑アウトドアキャンプアイテムもあり!
↑独自ブランドも展開中
↑マグネットでパチンと取り付けてサドルバッグになる!
↑エスプレッソもしっかりとした苦みがあっていいね!
自転車の話から、キャンプについてなど、プロのお店ならではの貴重な情報をたくさん教えていただいた。魅力たっぷりなお店。
文京区1周では、区界を進むんじゃなかったのか?
あくまでも原則で、何事も例外ありだ。わざわざ寄り道する価値があるお店ということだな!
さいごに
文京区1周を終えて、御茶ノ水界隈まで戻ってきた。走行距離はわずかに25kmほど。しかし、その中には高級住宅街、観光地、神社、庭園と多くの魅力あふれるスポットが集まっている。この密集状態が東京であると言える。
↑さいごはいきなりステーキ。
今回のルートはこんな感じ
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。今回のサイクリングはスタート地点までは輪行。もちろん。DAHON純正よりも、GIZA PRODUCTのほうがシンプルで準備が早い。
【追記 2020年1月23日】
サイクルガジェットの中山さんも東京都内を巡ることを考えているようだ。偶然の一致で驚いた。
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