DAHON Mu SP9にやっと試乗できた!3年くらい前からずっと試乗してみたかったモデル。
DAHONインターナショナルモデルと呼ばれるこの折りたたみ自転車。お店で試乗会が行われることもなく、試乗車に出会うこともできず、2018年のさいたまサイクルフェスタでようやく試乗する機会に恵まれた。
やっと乗れたよー!ということで、試乗レビュー。
DAHON Mu SP9とは
DAHONはややこしいことに代理店が2つある。アキボウが代理店を務めるアキボウモデルと、武田産業が代理店を務めるインターナショナルモデル。
今回試乗したのは、インターナショナルモデルのDAHON Mu SP9。まずはスペックを確認。
↑DAHON Mu SP9
DAHON Mu SP9のフレーム
Muシリーズ特有の流線型フレームが魅力的♪ 以前はDAHONの中心シリーズだったが、最近はMuシリーズが減ってきている。おしゃれな曲線が魅力的なのに……。
Muシリーズの流線型が気に入った場合、2018年モデルではこのMu SP9を選択するか、アキボウモデルのMu SLXの2択になる。フレームがおしゃれ!と感じたならMu SP9を購入選択肢に加えたい。
↑ケーブルが内装タイプ。すっきりした見た目になる
DAHON Mu SP9のホイール=451サイズ
最近のミニベロ流行を取り入れて、ホイールサイズは20インチでも大きい451サイズ。タイヤが大きい分、より走行重視と言える。
DAHON Mu SP9のコンポはSORA=9速
コンポはSORA中心で構成されている。中途半端なSORAではなく、リアD、キャリパーブレーキ、ブレーキレバー、チェーン、スプロケと多くのパーツがSORAで構成されている。
パーツが一つのグレードで揃っているというのは統一感があってイイね!
特に、キャリパーブレーキを利用している折りたたみ自転車は少ない。Vブレーキが一般的だが、あえてのキャリパーブレーキにこだわりあり!
↑キャリパーブレーキを採用
DAHON Mu SP9の走行性能
試乗コースを走っただけなので、あまり多くのことを言うことができないのが正直なところ。11kg近い重量でミニベロにしては大きめのホイールなので、抜群の加速とはいえない。
安定してしっかりと走ると感じる。
個人的にはもう少しハンドルが短いほうが、走りやすいかと感じたが、これは各々の体型に依存するので、購入するときは販売店とよく相談してほしい。
DAHON Mu SP9をカスタマイズするなら?
ミニベロ所有をする人は、自分だけの一台を創りたくてカスタマイズをしたくなるw DAHON Mu SP9を所有すると間違いなく、その想いで興奮するはずだ。
先に述べたようにコンポがSORAで統一されていると言うことは上級ロードバイクパーツに容易に変更することができる。仮に105グレードに変更すると
パーツ | 値段 |
---|---|
105ブレーキ | 7,500 |
105リアD | 4,000 |
105チェーン | 2,500 |
105スプロケット | 4,000 |
105クランク | 14,000 |
105BB | 2,500 |
合計 | 34,500 |
と言う感じ。さらにせっかくの451ホイールなので、細めのタイヤにしたいところ。サイクルガジェットの中山さんが絶賛しているPanaracer Minits Liteにすれば、ロードバイクのような23mm幅のタイヤになり、走行性能が向上するはず!
DAHON Mu SP9で心配なところ
カスタマイズでロードバイクよりの構成にすることができるが、それでも折りたたみ自転車であることに違いはない。
Muフレームはその流線型デザイン、つまりロードバイクのようなダイヤモンドフレームではないのだ。フレーム材質がアルミ。そのためにあまり細いタイヤを用いると乗り心地は損なわれてしまうかもしれない。この点を購入店でよく相談してカスタマイズをするのが良さそうだ。
↑折りたたみ自転車ですからね。
↑中国製(他もだけれど)
DAHON Mu SP9まとめ
- 流線型フレームに魅かれたなら、購入候補に加えたい
- ロードバイクパーツでカスタマイズを進めると乗り心地が損なわれるかもしれないので要相談
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。購入時は輪行バッグを忘れずに。
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