先日シンガポールを訪れた際に、現地でサイクリングをしたかった。レンタサイクルではなくて、いつものお気に入りのTyrell IVEで。
海外で自転車に乗るには飛行機輪行をすることになるが、無事に帰国したので、飛行機輪行についてまとめてみました。
これまでの苦悩は次の記事を参考にして欲しい。
↑滞在先のホテルにて、組み立て
飛行機で自転車を運ぶ方法
飛行機で自転車を運ぶ、つまり飛行機輪行をする方法は大きく分けると3つ浮かぶ。
ダンボールで運ぶ
1つは自転車専用のダンボールを用意する。自転車用の箱なので、衝撃に強い。自転車屋さんで貰ってくれば、コストもかからない♪
しかし、箱を空港まで運ぶのが大変だ。
自宅→空港、空港→ホテル、ホテル→空港、空港→自宅の4回をどうやって運ぶのか?ダンボールなので、持ち手などもない。さらに
他にも荷物がありますよね?
メリットとデメリット
- 箱は衝撃に強い
- コストかからない
- 空港までの運搬方法に難
輪行袋で運ぶ
2つ目は輪行袋で運ぶ。これはいつもの輪行方法なので、難なくできる。さらに、自転車をバラすこともないので、現地ですぐに走行可能。
実際にJALやANAのページには自転車を預ける方法について記載がある。
手荷物 [国際線](ANA)
ただし、この輪行方法には勇気が必要だ。日本国内であれば、丁寧に運んでくれそうだが、海外で、期待できるのだろうか?荷物が投げられてしまう可能性が否定できない。
がっちりと梱包していないので、どうなるか心配である。
メリットとデメリット
- 輪行袋に入れるだけなので簡単
- 海外の空港で投げられないか?と心配
スーツケースで運ぶ
結局私が、採用したのがスーツケースで運ぶという方法。折りたたみ自転車だからこそできる方法だ。
スーツケースなので、空港までも運びやすいし、多少なら投げられても心配ない。ダンボールや輪行袋のデメリットをクリアしていると思われる。
専用のスーツケースでは高価なので、普通のスーツケースに分解して入れることにした。
↑DAHON Curve D7(16インチ)なら中サイズのスーツケースでもok
↑Tyrell IVE(18インチ)も大きいスーツケースなら入ります。
↑DAHON Speed Pro TT(20インチ)でも大丈夫♪
スーツケースで飛行機輪行をするとどうなるか?
折りたたみ自転車をさらに分解するので、工夫というか練習が必要だ。
Tyrell IVEでは次の箇所を分解した。
- 前後ホイール
- シートポスト
- クイックリリース
- 前輪側のフェンダー
- チェーン
- リアD
- チェーンリング
- ペダル
- 折りたたみ時に使う小型車輪
さらに組み立てを想定して次の工具を携帯した。
- アーレンキーセット
- ペグスパナ
- プラスドライバー
- 空気入れ
練習1回、現地で1回、帰国して1回、合計3回の分解&組み立てをした。
結果は……、
↑Tyrell IVEは問題なく走行できています!!!
しかし、いくつかの傷がついてしまった。
↑傷その1
↑フェンダーが曲がる
それ以外にも似たような傷がいくつか見られるが、中でも落ち込んだのが……、
↑フレームに傷をつけた(塗装が剥げた)!!練習したときにスプロケを当ててしまった涙
スーツケース輪行にはコツが必要だが、コツを身につけるには何度か経験する必要あり。きっとそれまでにフレームに傷をつける覚悟が必要だ。
メリットとデメリット
- スーツケースなので運びやすい
- スーツケースなので預けても比較的安心
- フレームに多少の傷がつく覚悟
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。いつもと違う場所でサイクリングは最高ですよ♪
コメント
今晩は、初めまして。大阪府で2011年モデルのカーブSLを所有するものです。
折り畳み部分の異音で悩んでいます。
グリスを塗ったりしていますが、中々解決にはならないです。
なにかいい解決方法がありましたら教えてください。
よろしくお願いします。
朴念仁様
コメントいただきありがとうございます。
2011年モデルDAHON Curve SLということは幻となっている黒のモデルですね!
羨ましいです。
さて、ご質問の件ですが、次の記事を参考にしてみてください。もしかしたらヒントになるかもしれません。
『折りたたみ自転車DAHONで異音がしたときに確認するべき4箇所』
http://dahondego.com/2015/05/02/what-we-should-do-when-we-hear-the-cracking-sounds-from-dahon/