筑波山を自転車で登るという坂バカなお話。2回目。前回はこちらから。
いよいよ、無謀な試みに挑戦する。自転車で山登り……。いったいそれの何が楽しいのだろうか???と10年近く距離を置いてきた。登り坂は全然前に進まない。息も絶え絶えになる。
それでも多くの人が坂に魅せられている。 最近はクライマーという言葉も身近になってきた(気がする)。
文句ばかりいっていないで、一度は体験するべきだと思うんだ。思い当たったら吉日。早速、筑波山へ向かった……。
準備編:服装
春めいた温かい日だが、山の気候はよくわからない。よっていろいろなパターンを想定して次のような装備になった。
- インナー→GORE
- ミドルレイヤーー→dhb Mono Roubaix Long Sleeve Jersey
- アウター→dhb Wisp Windproof Jacket
- グローブ→KAPELMUUR 千鳥格子
- パンツ→narifuri NF649 Bicycle pants
- 靴→Mavic
- 帽子→KAPELMUUR
最高気温は20度くらいらしいがとにかく強風が吹きすさんでいる。
準備編:計画をたてる
土浦駅→つくばりんりんロード→筑波山(不動峠)→筑波山(風返峠)→あとはまあいきあたりばったりw
という計画だった。もし、路面が濡れていたらプランBとしてつくばりんりんロード制覇!というのも考えていた。何事もプランBは用意しておきたい。
↑遠くに見える筑波山が緊張を高める
↑土浦駅まで輪行してそこからスタート。
つくばりんりんロードとは
ひたすらフラットな道が永遠とつづくサイクリングロード。それもそのはず、以前は茨城県の土浦と友部を結ぶ線路だったのだ!しかし、売上思わしくなかったのか廃線となり、線路があったところを
「サイクリングロードにするしかないよなぁ〜〜」
と市長が言ったかどうかはわからないが、線路を取っ払ってサイクリングロードとなった。
だから、よく踏切趾や駅舎趾と思われるところを通過する。
↑駅舎後は休息地となっている
↑車は通れない。舗装されているので走りやすい。
平沢官衙遺跡にて
何事も初めてなので、なにもわからない。筑波山に登るには複数ルートがある、なかでも不動峠を登るのがもっとも一般的ということで、それに従うことにした。
そのスタート地点が
平沢官衙遺跡
という観光地。奈良時代くらいから続いていた役所かなにかの跡地のようだ。
↑芝生が広がっている(いかにも最近作りました感が漂うw)
周りを見渡すと、ここまで車で来たのかロードバイクを組み立てている人が結構目立つ。
また、やたらと高速で走っているローディーが多い。彼らの口元には笑みが浮かんでいるのは気のせいだろうか?そんなに坂道が楽しいのだろうか??? 少なくともミニベロで挑戦しようとしているおバカは1人しかいなかった。
いよいよスタート
体のどこからかはわからないが心地よい緊張感が湧き出てくる。こんな気持ちは久しぶりな気がする。全くの未体験ゾーンへ。きっと小野田坂道もこんな気持ちなのだろうか???
フロントのギアをインナーへ移す。フロントDはつけていないので、手動で変速したw
↑フロントをインナーにいれる
さあいよいよ坂道へ!!!つづく
今日も自転車でGo.comへお越しいただきありがとうございます。こんな遊びができるのも輪行バッグあればこそです。土浦駅までは輪行しました。
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