サイクリストの聖地、しまなみ海道をサイクリングしてきました。
念願叶う！というよりも、
「これから、しまなみ走る！」
「走ってきた！」
というセリフが色々なところ（非サイクリスト含む）から聞こえてきますので、会話に混ざるためにも？一度走ってきたいと思っていました。
しまなみ海道のサイクリングレポートとかはネット上にたくさんありますし、ガイドブックはNPO法人シクロツーリズムしまなみさんが出版されている書籍が秀逸です。
それでも一次体験を伝えたいと考えました。このレポートでは、ミニベロ大好きの私が2025年12月に1泊2日で完走した感想をQ&A形式でまとめました。
これからしまなみ海道走る人が参考にして欲しい！
走行計画・日程について
しまなみ海道は日帰りでも可能？
日帰りはムリ。70kmで800mアップと坂道がかなりあるので、よほど走り込んでいる人でなければ、完走できないと思います。もし1日で走ったとしても、景色を楽しんでいる余裕はないでしょう。
↑こんな感じの島景色を楽しんでほしい
しまなみ海道は何日あれば楽しめるのか？
程よい運動なら1泊2日。のんびりと行くなら、2泊3日。島全部を1周していくという楽しみ方もあるらしいです💦
自分は1泊2日で走りました。
なお、復路については計画しておくと良いと思います。走ってきた道を引き返すのは楽しくないかも。
初心者の場合、1日の走行距離はどれくらいが無理がない？
20から30kmだと楽しめると思います。
走行距離よりも電動アシスト自転車をお勧めします。橋を渡るたびに登り、島内でも登りと坂道がたくさんあります。上り坂でアシストがないと苦しいですよ。
尾道スタートと今治スタート、どちらがおすすめ？
私は愛媛県今治スタート、広島県尾道ゴールとしました。広島県側の方が道路が混んでいます。一番迫力のある橋は愛媛県側の来島海峡大橋です。どちらを後半にもってきたいかでスタート地点が決まりそうです。
私が今治スタートにしたのは飛行機で松山空港（＝愛媛県）に降り立ったからです。
もし車でいくならば、真ん中の大三島スタートというのもありかもしれません。
1日目は大三島→尾道、2日目は大三島→愛媛、またはその逆。と真ん中を起点にして南北に走る方法です。両日ともサイクリングが終わったら、バスで大三島に戻ります。
こうすることで、当日の風向きでどちらを先にするかなど決めることが可能です。
なお、尾道、今治、大三島などなどレンタサイクルがたくさんあります。
朝は何時頃に走り始めるのがベスト？
夏は日中を避けるために早朝スタート、冬場は明るく＆暖かい時間になってからが良いと思います。
フェリーや電車と組み合わせるプランはあり？
あり。尾道→今治とサイクリングをして、今治から電車やフェリーで岡山県や広島県に戻るなど。
コース・難易度について
アップダウンは想像以上にきついのか？
きつい。舐めてました。橋を渡るたびに登ります。島内は海岸線を走るわけではない場合、登ります。頭で理解していましたが、実際に走ったら想像以上に辛かったです。毎週100kmくらいのサイクリングをしている自分でもイヤになりました。
橋の上は風が強いと聞くけど、どれくらい影響がある？
無風でした。でも、私がラッキーなだけ。横風や向かい風だと辛そうです。
ブルーラインをたどれば迷わず走れる？
迷うことはありませんね。
車は多い？交通量や安全面は大丈夫？
広島県側の島では交通量の多さを感じました。
愛媛県側の方がリラックスして走ることができます。
とはいうものの、都内および首都圏よりはマシですので、あまり負担に感じることはないと思います。
ロードバイク以外（クロス・Eバイク）でも問題なく走れる？
私はTyrell IVE（18インチ、折りたたみ自転車）で走りました。ゆっくり行きたかったことと、輪行が楽だからです。
繰り返しますが、レンタルするなら電動アシスト自転車が良いと思います。
自転車・装備について
自転車は持ち込みとレンタル、どちらが楽？
自分の自転車があるなら持ち込みがよいと思います。相棒といっしょに旅をしたくありませんか？
レンタルするなら、事前予約は必要？
予約必要です。。。と取材したレンタサイクルのおじさんが言っていました。たくさん自転車が用意されていますが、繁忙期は全部でてしまうそうです。
パンクなどのトラブル時、修理できる場所は多い？
レスキュー隊があるそうです。
私はチェーンの補修をするためにジャイアントストア今治でコネクトピンを購入。
また、ブレーキ調整や泥除け調整などを宿泊した旅館で行いました。
持っていくべき必須アイテムは何？
必須＝スマホですかね。
荷物はバックパックとパニア、どちらが快適？
どちらもないのが良いと思います。身軽で走りましょう。
宿泊・食事について
島に泊まるなら、どの島が泊まりやすい？
私が選んだのは『旅館さわき』さんです。ガレージで自転車メンテナンスが可能であること、中間地点の大三島に位置すること、魚が美味しいと評判であることなどから選びました。
宿泊施設は繁忙期に予約が取りにくい？
早めに予約するのがいいと思います。
途中で食事できる場所は多い？昼食難民にならない？
昼食はあきらめて走りました。コンビニや道の駅が途中にありますので、それを利用しました。
「これは食べておけ」という名物グルメは？
みかん。
季節・天候・その他
ベストシーズンはいつ？夏は暑すぎる？雨の日は危険？
夏はやめた方がよいと感じます。永遠と灼熱の太陽に照らされて逃げ道がなさそうです。雨の日はやめるべきでしょう。
- 暑さを避ける
- 雨が降りづらい
- 装備がしっかりしていれば寒くない
- 空いている
ということで、12月を選択しました。結果的に大正解でした。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。雨が降らないことを祈るのも忘れずに。
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