「道路を独り占め。誰もいない&何もない。それが楽しい。」
これは、旧奥州街道を折りたたみ自転車ESR PURSUER Disc CLASSICでサイクリングした感想です。え?奥州街道って???という人に向けて
旧奥州街道とは?
旧奥州街道の準備で必要なことは?
旧奥州街道はサイクリングしやすいのか?
旧奥州街道の見どころは?
旧奥州街道でかかった費用?
など、旧奥州街道を自転車で旅しようとしている人に向けて、現地レポートをします。
旧奥州街道とは?
概略
旧奥州街道とは宇都宮から白河まで続く85kmほどの江戸時代に定められた五街道のひとつです。五街道とは、東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道。
日本橋から宇都宮までは日光街道と共通していて、宇都宮で分岐します。
北西に進むのが日光街道、北に進むのが、奥州街道。
旧奥州街道は通称で、江戸時代の正式名称は奥州道中と呼ばれていたそうです。
奥州道中は、福島県白河からさらに北上して、青森県三厩まで続いていましたが、その区間は江戸時代において江戸幕府道中奉行の管轄外でした。
よって、奥州道中は正式には宇都宮→白河と考えてよいでしょう。
現代の奥州街道はトラックが猛スピードで走る国道4号です。
せっかくのサイクリングですから、旧道を走りながら、江戸時代に思いを馳せつつ、歴史を感じたいところ。
旧奥州街道はだいたい85km。ほとんどがフラットで貧脚サイクリストの私にピッタリ。(坂がないとは言ってない)
旧奥州街道のルートと宿場町一覧
宇都宮で日光街道と分岐した後は、白河まで宿場町は全部で10。
栃木県を縦断して福島県に入るとゴールという感じです。
宿場町は
宇都宮宿(栃木県宇都宮市)
白沢宿(栃木県宇都宮市)
氏家宿(栃木県さくら市)
喜連川宿(栃木県さくら市)
佐久山宿(栃木県大田原市)
大田原宿(栃木県大田原市)
鍋掛宿(栃木県那須塩原市)
越堀宿(栃木県那須塩原市)
芦野宿(栃木県那須町)
白坂宿(福島県白河市)
白河宿(福島県白河市)
と続きます。
↑地図でピンを立てるとこんな感じです。
↑今回の自転車旅で利用したルートを共有します。
旧奥州街道の観光(そもそも地名が読めない)
江戸時代に一番賑わっていたのが、宇都宮宿。その次が白河宿。つまり、スタートとゴールが賑わっていたということです。実際のところ、途中の宿場町は
地名を聞いたことがある
地名を読むことができる
そもそも読めない
という町ばかり。(奥州街道沿線に縁とゆかりのある皆様ごめんなさい)
正直に言って、私は、そもそも地名が読めませんでした。読めますか?私は3つ読めませんでした。
宇都宮(うつのみや)
白澤(しらさわ)
氏家(うじいえ)
喜連川(きつれがわ)
佐久山(さくやま)
大田原(おおたわら)
鍋掛(なべかけ)
越堀(こえぼり)
芦野(あしの)
白坂(しらさか)
白河(しらかわ)
です。
何もないということは交通量もすくないということ。サイクリストには嬉しいですね🤗
そして、見どころを探す旅になります(なりました)
準備編:奥州街道を自転車で旅する
奥州街道を自転車で走る旅行計画
ここで、サイクリストを悩ます問題が。
宇都宮から白河まで85kmという微妙な距離が頭を悩ませます。
そもそも日本橋から宇都宮まで(100kmほど)も走るべきかどうか。この区間は日光街道と共通なので、奥州街道を走るときはスキップしてもよいのでは? いくらフラットとはいえ、100kmあるとないは大違いですよね。
宇都宮からスタートすれば白河まで85km。宇都宮スタートであれば、宿泊しないで走りきってしまうことができます。
でも、観光したり道中を楽しむなら、一泊したほうがよい?
ということで、プランは大きく分けて3つあるでしょう。
プランA:日帰り(宇都宮まで輪行してサッと楽しむ、宇都宮→白河85km)
プランB:1泊2日(全部自走の頑張り屋さん、日本橋→宇都宮→白河185km)
プランC:1泊2日(宇都宮まで輪行してゆっくり、宇都宮→途中泊→白河)
ゆっくり行きたい(軟弱な)私はプランCを選択😅
いや、走ろうと思えば走れますよ(なぜ強がる)。85kmならミニベロであっても1日あれば走ることができます。でも、そうやって頑張って走りたくない。走ることが目的とはいえ、道中で史跡堪能し写真撮影しするなど、寄り道したいです。
もちろん時間がない人はプランA、走りを愉しみたい人はプランBもありでしょう。
しかし、これまでの経験から、思いつくままに写真撮影をしたり、気ままに観光しながら進むときは50kmちょっとの計画がピッタリです。
注:実際の走行距離は両日とも70kmくらいになりました、なぜ?
奥州街道の天候とサイクリングに適した時期と服装
ズバリ春か秋でしょう。
がんばるあなたは夏でもOK。
でも、冬は無理です。
雪に埋もれてしまう危険性があります。
白河は東北地方といっても最南端なので、それほど豪雪地帯というわけではありません。
が、それでもチェーンタイヤが推奨されるエリアです。
朝の冷え込みもあるエリアなので、冬は避けたほうが良いでしょう。
私は秋を選びました。
朝は10度前後、日中は22度。
よって服装は
インナーウェア
ミドルウェア
アウター(レインジャケット兼ねる)
ウインドブレーカー(予備)
予備を用意したのは寒暖差に備えるためです。
実際のところ、インナーウェアとミドルウェアで95%以上を走りました。
結果的にアウターは不要、予備も使わず。
なお、アンダーは長ズボンのみ。
食事はどうするの?
せっかくの自転車旅なら各地の特産品を食べたいところです。
パッと思いつくのが
宇都宮の餃子
白河のラーメン
スタートとゴールで楽しむということでしょうか。
道中ではレストランに入らないで、セブンイレブンで済ます計画。
そうすることで、時間短縮、費用節約、距離ロスをしないというメリットあり。
コンビニ補給のみというのは、いささか寂しいランチですが致し方ないとします。
宿はどうするの?
ルートインを探しましょう。
自転車旅ではルートインがおすすめです。
ルートインなら
大浴場で疲れを癒せる
朝ごはんがビュッフェ形式でガッツリとれる
自転車を室内までいれられる(こともある)
部屋が綺麗
というのが主な理由です。
旅先で疲れているとき、新しいホテルでドキドキしたくありません。
ルートインが100点ではないかもしれませんが、75点以上の評価。ハズレを引くこともないでしょう。
しかし、旧道旅ではホテル探しに苦慮します。
というのも、歴史的に鉄道は旧道から離れたところに設置されています。
また、国道のバイパスも旧道を外れています。
つまり、鉄道やバイパスから離れている旧道は繁華街から離れていることが多いです。
旧道沿いにルートインはレアな存在です。
やはり、奥州街道沿線にルートインを見つけることはできませんでした。
そこで、ルートから5kmほど外れますが、西那須野にあるルートインを選ぶことに。
荷物はどうするの?
自転車旅の荷物は以前に旧東海道の旅をしたときに完成をしました。
MacBook Air
絶対外せない!と思っていましたが、実は持って行かないほうが幸せかもしれません。
12インチの軽量モデルがあれば……。
Kindle OASIS
読書のお供。夜のホテルでマスト。
しかし、今回は使いませんでした。
USB Type-Cに対応したKindle OASIS希望。
財布
中身はなるべくスリムにしたい。
身分証
クレジットカード
SUICA付きクレジットカード
ETCカード
ATMカード
わずかばかりのキャッシュ
ここで、大事なのがキャッシュ。
小銭をじゃらじゃらと持ち歩きたくない。
札束を持ち歩きたくない(持ち歩けない)。
そういうふうに考えている人の思いを打ち砕く「キャッシュオンリー」という看板が地方には多い印象です。
「SUICA使えますか?」
「いや、うちは現金だけなんで。」
という空気を悪くする会話を避けるためにも、キャッシュのみで支払いを迫られる場合に備えておく必要があります。
折りたたみバックパック
バックパックはサイクリング中は使わないのが理想です。
一日中背負っていると肩が痛くなってしまうから。
荷物は自転車に乗せるほうが楽です。
それでも、バックパックがあると便利な局面も存在します。
ホテル内での移動時や、ちょっとお土産を購入したときなど、活躍する場面は多いので、折りたたみ式のバッグをひとつ用意しておきます。
朝食や補給食
出発初日は朝早起きですので、移動中の電車内で食べることができそうなパンを用意しておきます。
朝は早すぎて朝食を取る気にならないでしょう。
しかし、東京駅から宇都宮線に乗る頃には腹が空いている可能性大。
また、サイクリング中の補給食も持っておくと安心です。
道中のコンビニで購入することも可能ですが、移動中は冷静さを欠いていて購入忘れということも。
出発前に落ち着いて用意をしておきます。
↑今回は利用しなかったが、注目しているスニッカーズミニ
着替え(下着のみ)
着替えといっても下着のみです。
服はホテルで洗濯するので、上下サイクリングジャージのみでok。
ハサミ&つめきり&耳かき&シェイバー&お風呂セット&歯磨きセット
身だしなみを整えるためのアイテムです。
バスタオルはタオルで代用できますし、嵩張るので不要。
Panasonicの5枚刃の小型シェイバーがほしいですが、予算オーバーで買えません。
充電器とケーブル
急速充電器は必須。
USB Type-Cの機器をホテル室内で一気に充電する必要があります。
マルチポートにするとケーブルが増えてしまうので、それは却下。
よって、急速充電でどんどんと充電していく作戦。
モバイルバッテリー
今回はGoogle Mapsでルート表示しながらの走行を予定しているので、道中でスマホ電源が切れると思われます。
よって、それを避けるためにモバイルバッテリーが必要です。
5,000だと心許なく、20,000だと重いので、10,000mAhくらいの容量が理想だと思っています。
ワイヤレスイヤホン
走行中には使いませんが、輪行中に大活躍するでしょう。
Anker A40がMacとスマホ両方と同時にペアリングする(マルチポイント対応)ので気に入っています。
折りたたみ三脚
自転車旅は一人です。
サイクリング中に自分自身が走行しているシーンを写真に収めたくなるかも。(結局ならない、つまり不要)
走行編:奥州街道の各宿場と街道ガイド
宇都宮:サイクリスト向けの町
↑言わずと知れた餃子の街。駅前の餃子オブジェの前で撮影。以前よりも、石が溶けたような気が。
↑千葉ジェッツの宿敵であるブレックスの垂れ幕があり、敵地にやってきた感覚をもつ。
↑宇都宮はサイクリスト向きの街に改造中。車道とセパレート。
↑ジャパンカップコースに向かう道だから自転車専用道も整備されているのだろうか。
↑関谷資料館に寄り道しました。
↑地下に進みます
↑施設内の多くが一般立入禁止。それは納得できるけど、テレビ撮影や展示では許可されるというのはモヤモヤするし、撮影で使われたことをアピールするのはさらに……。
↑うるさい声が響き渡るので、モヤモヤ。
↑資料館を後にしました。写真右はおそらく切り取った石材でしょう。
↑宇都宮まで戻って、いよいよ奥州街道スタート。
↑アーケード商店街も旧道のようです。
宇都宮〜白澤
↑東横インに目が奪われてしまいますが、被写体は手前の旧家です。
旧篠原家住宅。明治28年(1895)に建てられた建物で醤油醸造業・肥料商を営んでいたそうです。
宇都宮駅から離れるとすぐに走りやすい道になりました。というか、首都圏に比べればどこも走りやすいです。遠くに山で、手前が田んぼという典型的な関東平野。
白澤:静かな宿場、だけど景観を残そうとしています
↑白澤宿に到着したことがわかる標識を発見。
街道沿いを走っていると、旧道の面影を残そうとしている宿場と面影が全くないところとあります。白澤宿は前者。旧道を走る身としては、うれしい🤗
↑おそらく水車はレプリカですが、宿場ぽい感じで気に入りました🤗
↑橋をわたったところで、宿場おわり。道がクランク上になっているのも出入り口の特徴です。
白澤〜氏家:鬼怒川
↑鬼怒川サイクリングロードにでました。
↑先の白澤宿とこれから訪れる氏家宿が鬼怒川前後にある宿場町だったことがわかります。
↑鬼怒川を渡ります。江戸時代は橋もなくて、川留めもあって簡単に渡れなかったはず。
↑橋をわたって、さくら市。
↑絹みたいな穏やかな川も洪水になって鬼怒ですから、暴れ川だったはず。
↑東北本線の線路を超えます
氏家:餃子食べたかった😢
↑しばらく進むと氏家宿の南側。お地蔵さんは旅人の安全祈願のための役割もあったはず。
↑宇都宮餃子で有名な正嗣。お店は定休日で、今回も縁なし。
結局、氏家近くのセブンイレブンで食事を済ませました。ベンチでポカポカとした日差しを浴びながらの昼食。自分は勝ち組とおもったが、お店に入ってもよかったかな。駅前にはオープンテラスのカフェもあり、魅力的にみえた。しかし、先を急ぐので、後ろ髪を引かれながらも、街道へ戻ります。
氏家〜喜連川
↑街道をすすむと、厳かな住宅がありました。
↑栃木県指定有形文化財の滝澤家住宅です。明治天皇がお見えになったときに、お迎えをするために建て替えたそうです。奥州街道沿いは「明治天皇がここで休息された!」とアピールしている箇所が多い印象でした。
↑すぐに田舎景色というか、何もない。
↑峠を越えていく途中で旧道(古道)が残っている箇所あり。
↑森深く入っているようですが、路面はアスファルトでした
↑とかいっていると、道なき道になります。
↑あたりからは獣の声が。。。
↑ギャースギャースと響き渡る声にちょっとビビりました。路面も濡れていて、自転車も押したり、担いだりして進みました。
↑反対側に無事に抜けました。
↑間宿かな?坂を一気に降って行きます
↑お地蔵さんと秋の景色。
ところで、お地蔵さんとはなんなのか。弥勒菩薩のかわりで私たちを見守ってくれている存在。長い歴史の中で、道祖神とも重なり(神仏習合)、旅人を見守るようになった存在。道中では手を合わせると、旅の安全祈願をすると良い。
喜連川
↑ここで、近くにある道の駅きつれがわに寄り道。おすすめ!
↑たい焼きがふっくらとしていて、美味しい
↑足湯もあり
↑無料ではいることができます
喜連川は足利家の末裔が江戸時代に収めた場所とのこと。石高は十分ではなかったけれど、将軍家の末裔ということで、格別な扱いをうけたそうです。
それはとても名誉なことですが、石高に合わない行動が求められるので、財政難で大変だったということもあることでしょう。
喜連川足利家の初代は足利義明(小弓公方)の子孫とのこと。この小弓公方は千葉県と縁があるので、知っていました。第二次国府台合戦で大将なのに格好つけて先頭走って弓で撃ち落とされた残念な人という印象。
しかし、小弓公方のことはあまり取り上げられていないのが興味深かったです。
↑喜連川足利家の墓所に立ち寄りました
↑喜連川神社にも。
↑神社は高台にあることが多いので、旅後半だとスキップしたくなります。
↑神社近くの家並木は趣深いところでした。
喜連川〜佐久山〜大田原
↑宿場内をぬけて、まだ街道旅に戻ります
↑なんとなく、坂道が多いような?
↑大田原市に入りました(が、あまり記憶がない)ほとんどサイクリングロードみたいなものです。というか、ほとんど人の気配がありません。
↑佐久山宿(だと思います。)特にイベントもなく、過ぎてしまいました。
疲れているのでしょうか。疲労は旅の楽しさを減らしてしまう気がします。たとえば、城址や神社などは急坂の上にあることが多いです。疲れていると、そういうところを訪れたいという気持ちが減退してしまいます。
↑橋の上でちょっと休憩。
それにしても人がいなさ過ぎませんか。人の気配がない。なさすぎます。水のせせらぎと風の音、時折通り過ぎていく車のエンジン音。それ以外の音がまったくなし。こういうとき、通り過ぎるお爺さん(お婆さん)と談笑をするのですが、そういうイベントも発生する感じがありません。
ようやく、10分くらいすると、お爺さんが橋を歩いてきました。イベント発生かとおもいきや、そのまま素通り。はぐれメタルのような遭遇率で逃げ足?の速さです。
↑心を無にして、大田原宿を目指します。(県道48、佐久山街道)
大田原
↑Google Mapsで予習していなければ、見落としてしまうところでした。
↑ここで、ルートを外れてホテルのある西那須野へ。途中の大山参道にて。名前の通り、大山巌にちなむ場所です。
↑ルートインに到着して1日目終了。
↑2日目スタート。大田原に戻ります。やたらと那須与一推し。
↑宿場の中心。。。と思ったらいつのまにかルート外れていたぽいです。
↑今日もたい焼きを食べて宿場を出発。
大田原〜鍋掛
↑もう見慣れた奥州街道の景色。ザ・ナニモナイ。
↑常夜灯の灯籠。これがイベントになるくらいに何もないです。きっと江戸時代もこうだった。
↑那須塩原市にはいりました。看板がなければ、どこかわからない。
↑赤いコキアが綺麗だったので、自転車を止めました。
↑鍋掛の一里塚と神社。やっぱり急坂の上なんですね😅
↑厳か。。。というか何もなくて怖い。夜には訪れたくない。
鍋掛&越堀
↑鍋掛宿にあるカフェ。Cafe KeyTail
↑手作りのケーキが◎でした♪
↑鍋掛宿のメインロード。例によって、何もない。
↑那珂川(なかがわ)を越えると、すぐに次の宿場です。
↑川の両側に宿場町を設けるというのはよくあることです。それだけ、川越が大変だったのでしょう。
↑渡しの跡を探して、川近くにおりましたが見つけられず。
↑越堀宿です。道がクランクになっているので、ここが出入り口のはずです。
越堀〜芦野〜白坂
↑峠をいくつか越えました。
↑途中、一里塚があり、撮影のために停車。あまりにもしっかりとした形なので近代に作られた復刻版でしょう。
↑那須町に入ります。
↑峠を越えると景色が開けます
↑夫婦石の一里塚とのことですが、薮以外の何物でもないと思います。
↑芦野宿につきました。コンビニが特になく、休息もできず、ちょっと疲れていた記憶のみ。
↑激坂の登場です。道中はほとんどフラットと聞いていた気がしたのですが……。
↑路上にはお地蔵さん
↑自転車を停めて、少し散歩。気づけば、結構山深くなっていました。
↑あれ?この峠を越えるともしかして。。。!?
↑いよいよ福島県に入ります!
↑境の明神(栃木県側、下野国側)
↑反対側の境の明神(福島県側、陸奥国側)すでに、紅葉が!
↑境内は静かで歴史的でした
↑坂を降れば、白坂宿入り口。
白坂〜白河
このあたりで、いよいよ記憶がないです。というか写真記録も😅
ゴールが近いから気持ちはすでに白河宿に行っていた。
もしかしたら昼食を食べていないのでハンガーノック気味?
せっかくのゴール直前なのにちょっと残念なことをしたかもしれません。
白河
↑気が付けば、道がペイントされています。どうやら、宿場に入った様子。
↑阿武隈川を越えて、少し進むと石碑があり、ここで奥州街道も終わりです。パチパチパチ👏
↑白河宿に戻って、阿武隈川にて
↑小峰城、丹羽長秀の子供、丹羽長重が最初に白河藩を開いた。寛政の改革を行なった松平定信が当地を収めたことはあまりにも有名(ですよね!?)
↑白河城といわないのは、別のところにそういう名前のお城があるから、と通りすがりのおばちゃんに聞きました。
↑東日本大震災の被害もあったことを伝える看板
↑手入れされていないところは結構、雑草も多い。
↑白河駅近くの線路下。当地の歴史資料館のようで◎
↑現代の大通りを通って、新白河駅へ(新幹線駅)
↑お疲れ様でした!
まとめ:奥州街道を走ってみて
荷物をもっとコンパクトにできないか?
犯人はMacBook Airです。
重さ1.3kg。自転車に乗っている人なら、とてつもないバーベルのような錘であることが理解できるでしょう。
MacBook Air持参を諦めることで、一気に荷物が軽くできます。
サドルバックさえいらないくらいに(それは言い過ぎ)。
MacBook Airで行っていることは
A. 急な仕事対応
B. ホテルでのBGM
C. 撮影した写真の整理
A. 急な仕事対応はやらないことにすればよいのでは?
宿泊日数が長くなればなるほど、仕事なにもしないというのは厳しいかもしれません。
でも、今回のように1泊2日なら、なしでもよかったかも。
旅は非日常を楽しむものであるはず。
それなのに日常生活(=MacBook Air)を持ち込むのは矛盾しているのかな。
B. ホテルでのBGMは不要ということがわかりました。
スマホを新しくしたので、そのスピーカーから流れる音質でも許容できるということを今回学びました。
C. 撮影した写真の整理
やりませんでしたね😅
ということで、次回の旅はMacBook Airなしを検討したいです。
かかった費用
1日目
交通費(→宇都宮) 2,488
1日目朝ご飯@東京駅 1,260
大谷資料館 800
大谷資料館コーヒー 486
昼ごはんパン 757
昼ごはんたい焼き 180
給水 100
夜ご飯餃子 1,340
夜ご飯飲み物 1,356
ホテル代金 8,300
合計17,067
2日目
たい焼き 150
コーヒーとケーキ 750
2日目昼ごはんおでん 804
2日目昼ごはんラーメン 670
お土産 1,350
新幹線 6,260
ジュース 180
交通費(東京→自宅) 406
ビール 327
合計10,897
全体
合計27,964円かかりました。
物価高とはいえ、なんとか20,000円以内におさめることはできないものか。
奥州街道の路面状況や交通量、走りやすさ
はっきりいって、走りやすいです。だって、車もほとんど走っていないから😅
国道といえども、大型トラックは高速道路やバイパスを利用していると思われます。
よって、広い道を一人で独占できることが多いです。
宇都宮、大田原の中心地で交通量がありますが、首都圏と比べれば、わずか。
道も広く、走りやすいと思いました。
とはいうものの、スピードを出す車がゼロではありません。
車幅をあまりとってくれないこともありますので、注意。
ミニベロ(折りたたみ自転車)で大丈夫?
全く問題ありません。「ロードバイクでくればよかった」と感じたシーンは皆無です。50kmちょっとくらいの平坦中心だとミニベロ(折りたたみ自転車)で問題なく楽しめます。むしろ、駐輪しやすいので、今回のような写真撮影がたくさんあるようなサイクリングではピッタリです。
今回選んだ自転車は、ESR PURSUER Disc CLASSIC。抜群の走行性能ですよ🤗
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。日光街道、東海道に続いて奥州街道も走破しました。あと2つ。
https://jitenshadego.com/2022/11/22/i-cycled-old-nikko-road/
https://jitenshadego.com/2023/08/05/tokaido-travel-summary/
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