DAHONといえば、DAHON Boardwalk。そう言い切ってしまっても良いくらいに安定モデルとなっている。2018年モデルも色が変更になっただけで、大幅な変更はない。
しかしながら、DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5と類似モデルがある。
↑DAHON Boardwalk D7
↑DAHON Boardwalk i5 (amazon.co.jpより)
いったい何が違うのかまとめてみました。
読者様「え?もしかして購入予定?」
わたし「いや〜〜〜、欲しいなぁと思っていますw」
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の同じところ
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その1: 外装7段ギアvs内装5段ギア
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その2: ギア比
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その3: 重量
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その4: チェーンカバーの有無
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その5: シフターの違い
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その6: 拡張性の違い
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その7: 値段
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その8: 代理店の違い
- DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その9: 色
- まとめ
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の同じところ
私が興味をもったのはフレーム材質がクロモリであるところ。スポーツバイクの多くはアルミ製のフレームなので、乗り心地が違ってくる。ざっくりと違いを述べると
- クロモリの方が錆びやすい
- クロモリの方が重い
- クロモリの方が乗り心地がよい
となる。
錆びやすいのは室内保管&お手入れをすれば大丈夫。
重いのを諦めるか乗り心地を諦めるか。重量は輪行時の負担になるので、まずは持ち上げてみよう。さらに走行時にも負担になるので、試乗して確認をしたい。
なお、折りたたみ自転車でクロモリ製となると、BROMPTON、Tyrell IVE、DAHON Speedくらいしか思いつかない。
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その1: 外装7段ギアvs内装5段ギア
DAHONの自転車において「i」がついているものはinternal = 内装ギアのモデルとなる。外装と内装の違いを簡単に言うと
- 内装ギアは停止中も変速ができる
- 内装ギアはリアDがないので輪行しやすい
- 内装ギアは自分でメンテナンスするのが困難
- 内装ギアは重くなる
信号が多い首都圏では、ストップ&ゴーが多くなるので、変速頻度も増える。停止中に低速に落とすことができるのは魅力的だ♪
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その2: ギア比
ギアの違いと相まってフロントチェーンリングのサイズが違う。
DAHON Boardwalk D7 = 52T
DAHON Boardwalk i5 = 46T
となる。ケイデンス70でまったり走るとすると次のようなスピードになる。
速度 | DAHON Boardwalk D7 | DAHON Boardwalk i5 |
---|---|---|
1 | 11.4km/h | 13.2km/h |
2 | 13.3km/h | 17.6km/h |
3 | 15.2km/h | 20.4km/h |
4 | 17.7km/h | 23.5km/h |
5 | 19.9km/h | 27.2km/h |
6 | 22.8km/h | n/a |
7 | 26.6km/h | n/a |
簡単にいえば、D7の1速と3速がi5にはない感じ。これは坂道で影響がありそう。次に述べる重量問題もあって上り坂ではDAHON Boardwalk D7が有利だと思われる。
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その3: 重量
違いその1でも述べたように、内装ギアが原因で重量増は避けられない。実際のところ
- DAHON Boardwalk D7 = 12.3kg
- DAHON Boardwalk i5 = 12.7kg
と400gの重量差が生まれている。走行中に400gを感じることはできないが、加速時と輪行時には体感できるはず。
ぜひ、実際に確認しておきたい。
↑重さに注意!
前後ライト、鍵、工具、パンク修理キットなどを持参すると+500gとなることも忘れずに。
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その4: チェーンカバーの有無
外装変速の場合、チェーンカバーをつけることはできない。しかし、内装変速であれば、カバーをつけることができる。
カバーがある方が服装に気を配る必要がない。うっかり長ズボンで乗って、チェーンで服を汚すと二度と取れない汚れになってしまう(^_^;)
DAHON Boardwalk i5の方が気楽に乗れる。
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その5: シフターの違い
DAHON Boardwalk D7は7段変速で指で弾いて変速するタイプ。トリガーシフト。
↑トリガー
一方で、DAHON Boardwalk i5は5段変速でグリップを回すタイプ。グリップシフト。
↑グリップ
どちらが良いかは好みです♪
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その6: 拡張性の違い
外装変速と内装変速ではフレーム設計が違う。よって将来カスタマイズをしたくなったときにできることが変わってくる。
内装モデルの変速システムを交換=ハブごと交換で選択肢が少ない。SHIMANO Nexusを利用して、5段→8段に変更することはできそうだが、それ以外は困難を極めると思う。
132mmのハブを用意する必要がある。
一方で、外装モデルのDAHON Boardwalk D7は気楽にできる。後輪のハブ幅は130mmなので、ロードバイクと同じ。よって、SHIMANO DURA-ACEにすることだって可能だ!
カスタマイズによって走行性能を上げることができるのは大きな魅力だ!
え?カスタマイズしない??ミニベロはなぜかカスタマイズ意欲を掻き立ててくれますよw
サイクルガジェットの中山さんはDAHON Boardwalk D7を徹底改造している(^_^;)
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その7: 値段
定価販売だと
- DAHON Boardwalk D7 = 60,000円
- DAHON Boardwalk i5 = 66,000円
と内装ギアモデルのDAHON Boardwalk i5の方が割高です。
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その8: 代理店の違い
実は同じDAHONでも代理店が異なる。結果として、購入できるお店に違いがあるのだ!
- DAHON Boardwalk D7 = アキボウが代理店
- DAHON Boardwalk i5 = 武田産業が代理店
両方のモデルを展示しているところだと比較しやすいが、そういうお店は決して多くはない。ハクセンさんでは両方を扱っているようだが……。
自転車は購入後もメンテナンスが必要となる。特に折りたたみ自転車の場合はしっかりとした専門知識が問われると思う。
どこで買うことができるかはとても大事なことだ。
DAHON Boardwalk D7とDAHON Boardwalk i5の違い、その9: 色
同じように見える両者でも色が違う。折りたたみ自転車は趣向性が高い。最後は直感的に納得のいく色で決めたいところ。幸い、DAHON Boardwalk D7は2015年モデル以降は色以外に大きな違いがないので、自分の好きな色を求めると幸せになれると思う♪
↑色とりどり♪
まとめ
外装7段ギアvs内装5段ギアが最も大きな違いで、それに伴って
- 上り坂で有利なのはDAHON Boardwalk D7
- 気楽に乗れるのはDAHON Boardwalk i5
- カスタマイズ有利なのはDAHON Boardwalk D7
代理店の違いも考慮しながら、最後は色で決めましょう!
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。同じクロモリフレームではDAHON Speed Falcoという上位モデルもありますよ♪
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