先日から注目しているのがワークマン。
財布の中身を寒くすることなく、寒い冬を乗り越える素晴らしいアイテムを提供してくれているブランドだ!
今回選んだのは手袋。しかも、アウトドア向けのFieldCore (フィールドコア)と防水が売りのAEGIS(イージス)両方を比較!はたしてワークマンの手袋はサイクリングに合うだろうか?
ワークマンはもはや作業着ブランドではない!
ワークマン=作業着という印象は古い。
スポーツ&アウトドア系のお買い得アパレルブランドとなりつつある。
主な種類は
- FieldCore フィールドコア = アウトドアウェア
- Find-Out ファインドアウト = スポーツウェア
- AEGIS イージス = レインスーツ
となる。
ワークマンの手袋AEGIS(イージス)とFieldCore(フィールドコア)比較を開始!
さて、お店にいくと、冬用ぽいのはFieldCoreとAEGISとあった。
どちらにするか2分ほど悩んだけれど、結論は
両方買って比較すればいいのでは!
というものだった。
暖房の効いた店内で試着してもよくわからないし、未会計品を外に出すのもいかがなものかと。
ワークマン手袋AEGIS(イージス)とは?
ワークマンの中でも特に人気なのがAEGIS(イージス)シリーズ。
レインウェアとして発売されているだけに当然ながら防水機能が付いている。
また、3Mが開発したTHINSULATEという素材が利用されている。
THINSULATEとは薄い(=thin)と断熱(=insulation)を組み合わせた造語である。
熱を中に籠らせて、外の水分をシャットアウトしそう。
ただ、サイクリングでは汗をかく。
手も例外ではない。
手袋の中が必要以上にベタベタとしてしまうかも!?と購入時には考えた。
本体の材質はポリエステル、ポリウレタン・TPUフィルム、ニットなど。
インナー防水としてTPUフィルム、中綿素材としてポリエステルにTHINSULATEとなる。
さらに手首をしめるためにマジックテープも利用されている。
↑マジックテープで手首固定可能
ちょっと高めといっても依然として十分激安といえる1,900円
↑防水にTHINSULATE素材と機能をアピール
ワークマン手袋FieldCore(フィールドコア)とは?
FieldCore(フィールドコア)はアウトドアウェアのカテゴリ。
なんといってもサイクリングをするのに心強いのが防風とうたっていること。
風をきって寒空の中を走るので、防風機能は必須かと思う。
本体の材質はポリエステル、ポリウレタン・TPUフィルム、フリースとなっている。
裏面はポリエステル、滑り止めとして人工皮革となる。
また、汚れを防ぐためにテフロン加工もされているらしい。
さらに、ささやかに嬉しいのが手袋同士をパチンと止めることができる。
片方だけをなくしてしまうという心配はなさそう。
なによりも1,280円、この価格が素晴らしい!さすがワークマン!!
↑防風&テフロン加工をアピール
↑AEGIS(イージス)と同じようにパチンと止められる
ワークマンAEGIS(イージス)とFieldCore(フィールドコア)どちらがサイクリング向き手袋?
それではさっそく使用レビュー。
恥ずかしいけれど、左手にFieldCore(フィールドコア)、右手にAEGIS(イージス)というちょっと恥ずかしい組み合わせを選んで体感でどちらが寒いかを比べてみた。
見た目は似ているが、歩いているときはAEGIS(イージス)が暖かいけれど、サイクリング中は防風機能があるFieldCore(フィールドコア)が暖かいと予想する。
↑恥ずかしいけれど目立たないからOK!?
サイクリングスタート♪
早朝にサイクリング。吐く息は白くはならないが、途中の畑などは凍っている箇所もある。
気温は5度と記録されていたが、体感温度は3度くらい?
走行距離は10kmほど。
↑気温は朝7AMくらいで5度と記録されたが……。
サイクリング前半
予想以上に寒さを感じない。
右手=AEGIS(イージス)も左手=FieldCore(フィールドコア)もポカポカではないけれど、特に凍てつくような感覚にならない。
むしろ左右に違いを感じない(^_^;)
シフトするときも、ブレーキをかける時も問題なく操作ができる。
5,000円くらいの手袋と差を感じない。
サイクリング中盤
5kmくらいを過ぎて、足先の感覚がなくなってきた。
寒い中で走行しているので足が冷やされてしまう。
ホッカイロなどを入れれば違うのだろうが、足は特に防寒対策を施していない。
一方で、左右の手。こちらは依然として寒くない。
サイクリングスタート当初と変わらない状態が続いている。
むしろ、右手=AEGIS(イージス)も左手=FieldCore(フィールドコア)の違いをほとんど感じることができないのが驚きである。
ちょっとだけFieldCore(フィールドコア)の方が薄手で寒いかな???どうかな???というレベル。
金額を知っているだけにそう感じているだけかもしれない。気のせい!?
サイクリング終了
10kmくらいを走って、サイクリング終了。
手袋を外してみると、少しだけAEGIS(イージス)の方が外しづらい。
つまりAEGIS(イージス)が湿っていたということ。
ただし、特別に気にするほどでもなかった。
別の日にも挑戦、今度は暖かい8度
日を改めて、同じように恥ずかしい状態、つまり右手=AEGIS(イージス)も左手=FieldCore(フィールドコア)で実験してみた。
暖か過ぎてどちらかの手が蒸れるかと予想したが、まったくそんなことはなかった。
なお、3度くらいの日にも試したが、結果は同じ。
右手=AEGIS(イージス)も左手=FieldCore(フィールドコア)も特に寒くない。
ふりかえり
何度かのサイクリングで利用してみたが、防寒という点では大差がないと思う。
FieldCore(フィールドコア)は防風機能がついているためにサイクリングでは有利かと思ったが、特にそうでもなかった。
AEGIS(イージス)もしっかりと対策しているのだろう。
暑い日でも両者に大きな違いが生まれるとは考えにくい。
一方で、重量という面ではFieldCore(フィールドコア)の方が軽い。
わずかな差ではあるが、持った時に感じる程度の違いはあった。
防寒機能がほぼ同じで、FieldCore(フィールドコア)の方が安くて軽いならそちらがよいかもしれない。
しかし、今回は雨で使用することができなかった。
AEGIS(イージス)の防水機能を試してからでの最終判断でも良さそうだ。
とりあえずの結論。どちらも十分な性能。さすがワークマン。好きな方を選ぶべし。
気温が氷点下になれば、また違うかも!?
【追記 2020年12月17日】
日本列島に寒波到来!関東地方も朝の気温は0度と表示されていた。
FieldCoreの手袋をしたが、手が凍えた。
0度だと二重手袋にしないとダメみたい。
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。前回はウェアを試したので、今度は靴下を試してみようかな!?
Twitterで最新情報をつぶやいています。ぜひフォローしてください!
コメント
何時も読ませて頂いてます。
ワークマン手袋もあるんですね。
自転車用だとパッド付きかな…
なんて考えてしまうせいで見たことなかったです。
でも、ミニベロに普段着で乗るのにMTB用みたいなゴリゴリのグローブはしたくは無いので、パッド無しで冬用の防寒ゴルフグローブを試してます。防水だけど防風はそれなりなので他も考えてたので参考になりました。
フィールドコアならもしかして真冬用のインナー手袋としても使えそう?なんて妄想しちゃいました。
TREX様
いつも閲覧いただきありがとうございます。
パッドって滑り止めのことでしょうか?FieldCore, AEGISいずれも滑り止めがついているような。
FieldCoreは厚手ですからそれだけでもかなり暖かいですよ♪
2,000円予算で購入できますので、ぜひ試してみてください。(ワークマンの営業しているみたいですがw)