サイクリングウェアは機能的で、とても便利なのだが、高価であるのが難点。
何着も買おうとするとどうしてもためらってしまう金額であることが多い。
ファッション感覚でたくさん購入して、「今日はどれにしようかなぁ〜」と多くの種類を用意する。
そうすると、自転車が一台購入できるような金額になってしまう。
↑Yシャツぽいデザインだけれど、サイクリングウェア、18,000円(^_^;)
なんとか安くしようと考えた結果、ふらりと訪れたのがワークマン(WORKMAN)。
↑ワークマン
そこは宝の山なのか?ビックリするほど低価格な商品を試しに購入してサイクリングで利用してみたので、レポート!
ワークマンって作業着?いいえ、違います!
ワークマンと聞くと、その社名からも作業着という先入観が拭い去れない。
工事現場にいる力持ちな人たちが利用しているイメージ。
しかし、実際のお店はそんなことはない。
作業服で養われた技術をいかして、アウトドアウェアなどにも積極的に商品展開を始めている。
確かに、作業は屋外で行うことが多い。
屋外での長時間作業に耐えうるというコンセプトは長時間サイクリングをする我々の利用方法にも向くと思われる。
実際、ワークマン自身もアウトドア用品に力を入れ始めている。
WORKMAN Plusという名前で高機能ウェア専門店も出店をはじめているのがその一つ。オシャレな店内で低価格ということで、かなり人気である様子。
ワークマンが展開している高機能ウェアは次のブランドがある。
- FieldCore = アウトドアウェア
- Find-Out = スポーツウェア
- AEGIS = レインスーツ
我々サイクリストにとってはどれも魅力的なラインアップだ!今回購入したのはFieldCore、つまりアウトドアウェアとして発売されているブランドである。
↑FieldCore
ワークマン FieldCoreの素材
初めて手にした瞬間から驚きだった。
「なんだこれはーーーーー!」と叫んでしまうくらいの衝撃的な伸縮性能で生地をひっぱるとビヨーーーンと伸びる。
120%ヨコのびする防風のストレッチ素材を使用している為、体の動きに応じて生地もストレッチ!!
という商品説明があるが、その通りの伸び具合。伸びるので着ていて疲れることがない。
↑通常
↑引っ張ると伸びる!
ワークマン FieldCoreは汗が籠もるか?
サイクリングウェアとして使う場合、汗が籠ってしまわないか?という心配がある。
冬場であってもサイクリングをしていると汗をかくので、その汗がいつまでも蒸発をしないでいると、汗冷えをしてしまう。
また、いつまでもビチョッと濡れているのは不快である。
ウェアの3ヶ所に配置されたポケット内部全てメッシュ構造になっている。ファスナーを開閉することでウェア内の熱気を解放することが可能だ
という記載が商品説明にあるので、汗問題にも気を使っているようだ。
なお、商品自体はポリエステル100%である。
実際に使用してみると、たいして気にならない。
気にならないということはしっかりと汗を蒸発させているのかな?この点についてはもう少しいろいろな場面で利用してみないとわからない。
ワークマン FieldCoreのデザイン
「せっかくのストレッチ素材なので、もう少し攻めたスリムデザインでもよいかな?」と思う。
色も蛍光色で派手だけれど、それは目立つ=安全なので良い。
↑オレンジ!他にはネイビー、蛍光イエロー、ブラックとあった
特徴的なのが、斜めファスナーという機能。
重ね着をしているときに他の服とファスナーが干渉しないようにという配慮とのこと。商品説明は次の通り。
ファスナーを斜めに配置することで、重ね着をした時にファスナー同士が干渉し合う不快感を解消できる。
いまのところ、干渉したことがないので、機能を発しているともいえるが、斜めファスナーは服をしっかりと着ていないようにも見える。
慣れの問題かな?
なお、ファスナーそのものは引っかかることなく、スッーーーと開け閉めができる。
このあたりは安くてもしっかりとしているようだ。
↑斜めファスナー、首元でジッパーの位置が左肩側に曲がっている
ワークマン FieldCoreはサイクリングに使用できるか?
もっとも肝心なことはサイクリングウェアとして使えるのか?ということ。
今回購入したウェアはサイクリング専用ではなくて、アウトドア用品としての扱い。だから、サイクリングウェアとして備えるべき後ろポケットは存在しない。
背中ポケットがないと寂しい人は、やはり、専用サイクリングウェアを購入する必要がありそう。
↑胸元にはポケットあり
後ろみごろが長いという特徴も有していない。背中が見えてしまうかも!?w
↑後ろが長いわけではない
ただし、生地の伸縮性があるので、前傾姿勢でも窮屈に感じることはなかった。
後ろポケットがなくて、後ろが長くないということを除けば、しっかりとサイクリングウェアとして機能しているのではないだろうか。
100kmライドとなると専用品が勝ると思われるが、ミニベロにのって気楽に走るだけなら、高価なサイクリングウェアでなくてもよい。
よって、ワークマンFieldCoreをサイクリングウェアにしてみるというのもアリだと思う。
先日大雨の中サイクリングをする羽目にあった。
ウインドブレーカーの下にミドルレイヤーとして、ワークマン FieldCoreを利用したが、その下まで染みることはなかった。
直接濡れてしまうとどうなるかわからないが、ミドルレイヤーとしては十分な機能を発揮している。
ワークマン FieldCoreのお値段は?
さて、今回購入したモデルはワークマン FieldCore ウインドストップ STRETCH ブルゾンという旧モデルだった。衝撃の値段は……、
↑なんと980円!
今日も『自転車でGo.com』にお越しいただきありがとうございます。ワークマンはサイクリングウェアもラインアップに備えるようになったみたい♪
ワークマンの手袋、FieldCoreとAEGISの比較もしました。
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コメント
これが衝撃のラストってやつですね。
ガチガチなサイクリングウェアだとお店入りにくかったりしますし、いいかもと思いました。
サイクリング用ウェアメーカーのシティーライド用の服をセールで買ってますが、それでも結構しますからね。
TREX様
いつもコメントをお寄せいただきありがとうございます。
価格がもっとも印象深いので、それを強調する記事構成にしてみました。
私の記事がきっかけで購入に至ったのであれば嬉しいです。
オンラインショップもあるみたいです。
ワークマン作業着だけだと思ってました。
冬物買わないとと考えていましたので、今度よってみます。
コストが抑えれるのは良いですね。
そういえば、IVE S.C.って最初についてるフロントギアは53Tになってるみたいです。
そんなわけで56T発注中だったり。
Tatuma様
コメントありがとうございます。WORKMAN Plusというスポーツ用品専門店もできているようで、力を入れているようです。サイクリングウェア専門ではないですが、きっとお手頃なものが見つかると思いますよ。
透湿性能を気にしないことで得られた値段なので、そこに気がつかれ始めたらワークマンの評価もまた反転してしまうと思っています。
コレは、期待も込めて。
ぜひ透湿性能に取り組んでもらいたい!
スポーツする上では透湿性能は必須です。