最近ブームの道の駅とサイクリングシリーズ。千葉県南房総市に位置する道の駅であるが、いったいこの市にはいくつの道の駅があるの?
正解は8つで国内最多タイらしい(南房総市公式サイトによる)。
今回訪問したのは道の駅ローズマリー公園。8つもあれば、個性を打ち出すのが困難かと思いきや、またまた魅力的な道の駅だった。
道の駅ローズマリー公園はどのようなところかレポート!
道の駅ローズマリー公園はどこにあるの?
南房総市の数多くある道の駅の一つ。こういう言い方をすると、萎えてしまう(^_^;) 日本のベスト100ロードに選ばれたらしい房総フラワーラインの起点近くにあるといえば、ちょっと興味が惹かれるか?
↑場所確認
ローズマリーという横文字に惹かれて訪れてみるのも一興といえばよいか?
はっきりいって、ちょっとした休息地くらいにしか考えていなかったw 実際はどうなのだろう。
道の駅ローズマリー公園の印象は?
道の駅に入った瞬間に感じたのは、イギリスにワープした印象。パスポートも所持せず、急に異国の地に足を踏み入れた感覚を受けた。
そういう作られた異国情緒はすぐに嘘と感じてしまうもの(例:TDL)。しかし、このローズマリー公園はなぜか「イギリスのどの地方にきたのかなぁ?」「もしかしたらイギリスじゃない違うヨーロッパかも?」という気持ちにさせてくれる。
建物の作りが観光地の作りものなんだけれど、作りものではないと信じてしまいたくなるような不思議な空気に包まれた道の駅だった。
↑中庭
↑教会
↑そういえばイタリアなどはこういう彫像が市内に多い気がする(^_^;)
こういった合理的に感じない土地利用の仕方が、気持ちを豊かにさせてくれるのかもしれない。実際に駅内を散策したのだが、意外なことにあまり飽きを感じさせない造りとなっている。
道の駅ローズマリー公園のハイライト、はなまる市場
道の駅ローズマリー公園の中心に位置する『はなまる市場』に足を踏み入れると、イギリス風が雑踏の音とともに終わりを告げて千葉県に引き戻されるw
言葉を選ばずに言ってしまえば、千葉県土産物販売売り場。しかし、よくぞここまでと言いたくなるくらい千葉県産のものを取り揃えている。
千葉県の日本酒を集めてみたり、ピーナッツコーナーがあったり、枇杷販売があったり、そして醤油コーナーもあるのが千葉県らしい。
↑よくこれだけ揃えたなぁーと驚いた醤油売り場(解説付き)
千葉県を回らなくて千葉県すべてのものが取り揃っている気がしてくる。
問題は我々サイクリストは千葉県各地を回っているので、商品すべてをどこかでみたことがある。そして、重くて購入できないのだ涙
千葉県総集編を見学する土産物屋といいたい。
道の駅ローズマリー公園って結局……!?
結局、ここは千葉県なのかそれともイギリスなのか。地理的な事実を言えば千葉県。しかし、なんとなく気持ちはイギリス。しかし客のほとんどは日本人なのでやっぱり千葉県。
イギリスに千葉県の田舎者が大挙として訪れた場所を具現化したといえば、適切な気がしてきた。
そう、イギリスぽさが上手に演出されているのだ。よくあるようにヤシの木を植えると南国というような陳腐なイメージではなく、よく工夫されていて、本当にイギリスにいるような疑似体験をすることができる。しかし、訪れる人や店員で、
「自分は千葉県南部をサイクリング中だった」と現実に戻されることだろう。
そして、サイクリストが購入できるものはあまりない。(註:どこの道の駅でもそうだけれど)
まとめ
サイクリング中にイギリスへワープ、そんな気持ちになったら是非、千葉県南房総市、道の駅ローズマリー公園へ立ち寄ってみよう。
今日も自転車でGo.comへお越しいただきありがとうございます。最近気になっているのが、自転車の鍵。軽くて切れないとか最高だと思うが、高いのが……。
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