折りたたみ自転車Tyrell FXに6年近く乗っているけれど気になるところ

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Tyrell FXを購入したのは2011年。もう6年近くも乗り続けている。走行距離は30,000kmくらいになるだろうか!?

100km以上の走行や、筑波山への山登りなど「折りたたみ自転車では普通やらないよね?」という走りをしている。

フレームはver2.0のものなので、現在流通しているものとはフレーム材質が違うなど結構違いがある。

もちろん定期的なメンテナンスは欠かせない。メンテナンスしながら、ここが弱いなぁ?と思っているところがあるので、まとめておきたい。

 

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Tyrell FXの弱いところ、その1:フレーム折りたたみ箇所

当たり前だけれど、折りたたみ自転車は可動部分がある。どうしても「折りたたむ→展開をする」を繰り返すので、傷みやすい。また、本来の自転車であれば結合されているところが分離しているので、どうしても強度が落ちてしまう。

Tyrell FXの折りたたみでは可動箇所は次の通り。

 

フレームを分解するところ

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↑フレームを分解

 

この箇所はクイックリリースと安全ピンでロックをしている。走行中に振動が走るだけでなく、クイックリリースで固定なので、緩みやすい。

また、クイックリリースの開け閉めを繰り返すので、定期的にグリスアップをしたい。

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↑しっかりと洗浄してグリスアップ

 

私のTyrell FXの場合、かなり傷んでしまっている……涙

 

後輪近くの回転箇所

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↑後輪近く

 

この部分は折りたたむときに動かす。ネジ止めされているだけ。ネジを抜いてグリスアップをすれば良いと思う。

 

ボトムブラケット下でピボットをする回転箇所

この部分も基本はネジ止め。しかし、清掃するには多くのパーツを外さなければいけない。実際の所、私も一度しかバラしたことがない汗

今度オーバーホールするときは、しっかりと掃除しよう♪

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↑ボトムブラケット下

 

 

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Tyrell FXの弱いところ、その2:フォークの折りたたみ箇所

フォークの付け根が心配です!

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↑フォークの付け根

 

初めは、走行中に絶対に折れて死亡してしまうのではないか???と疑がっていました(^_^;)

前方の衝撃が最も集まるところが折りたたみパーツになっているというのはとても怖い。よって常に、ロックを確認している。洗浄&グリスアップも忘れないようにしている。

幸い、今の所はこの箇所でトラブルにあったことはない。筑波山を下山するときも大丈夫だった。

しかし、こちらの記事によると、定期的に確認&修理をすることが薦められているパーツでもあるようだ。

さらにカーボンフォークなので、折りたたみ&輪行での傷が心配である。クラックが入っていないかは目視確認をしている。

 

Tyrell FXの弱いところ、その3:回転式ステム

Tyrell FXのステムはぐるりと回転する。このステムは重い。そして、剛性感に心配がある。

ある日のこと。加速しようと踏みこんだところ、ステムがぐるりと動いてしまった。このときから通常のステムに切り替えて、今は使っていない。

フラットバーハンドルは別として、ドロップハンドルなら回転してもしなくても、折りたたみサイズに差はない。固定式の方が軽くて安全だと思われるので、ドロップハンドルを採用している人は固定するのをお勧めする。

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↑現在は3Tのステムを利用している。

 

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↑回転式ステム、危険がいっぱいです

 

Tyrell FXの弱いところ、その4:チェーン

チェーン落ちしやすい涙 チェーンストッパーを装着しても、走行中&折りたたみ中に、チェーンが落ちやすい(^_^;)

折りたたみ中はブレーキを踏みながら、折りたためばチェーンが落ちることは滅多にない。コツが必要だ。

 

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↑ブレーキを踏みながら折りたたむ

 

しかしながら、走行中のチェーン落ちは……、

 

治らない。

 

スピードを上げようとグッと踏み込む時に落ちやすい。まぁ、そういうもんんだと諦めている(^_^;)

チェーンラインの調整がヘボなのかなぁ〜。この問題の解決策があれば教えて欲しい。

 

Tyrell FXの弱いところ、その5:ボトルフォルダー

フレーム2箇所にボトルフォルダーをとめるネジがある。

 

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↑トップチューブ

 

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↑ダウンチューブ

 

しかし、この2箇所には難がある。トップチューブにボトルフォルダーを装着することは可能。可能だが、地面と平行であるために、フォルダーの種類によっては衝撃で落ちてしまう!!!

実際、私もサイクリングロードの段差でボトルフォルダーから落ちたボトルを踏んでしまった。結果として、落車をするという惨事にあったことがある。

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この事故以来、トップチューブにはボトルフォルダーをつけないことにしている。

ダウンチューブはそもそも狭くてボトルフォルダーの装着ができない。この位置は空気入れくらいしかつけられないが、物によっては折りたたみ時に邪魔となる(^_^;)

 

まとめ

最後に言いたいことは、30,000km近くも乗っている、そのくらい気に入っているということ。それでも気になるのは

  • フレームの折りたたみ箇所
  • フォークの折りたたみ箇所
  • 回転式ステム
  • チェーン
  • ボトルフォルダー

 

今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。Tyrell FXなど20インチ折りたたみ自転車にはGIZA PRODUCTSの輪行バッグをお勧めしますよ♪

コメント

  1. チャリ散歩 より:

    Tyrell FXの購入を予定してます。FXの弱点を教えていただきましてありがとうございます。参考になりました。
    やはり折りたたみ用の箇所に弱点があるのですね。私も、カーボンフォークの手前側折れ曲がりは気になっていました。現在DAHON Speed P8に乗っていますが、小さい段差が乗り越えられずクロモリフォークを曲げてしまったことがあります。FXの場合はカーボンフォークなので、壊した場合の修理がとても高価になりそうです。
    またステムの回転システムも必要なのかどうか気になっていました。輪行時にはハンドルを外す方が小さく収納できるし、走行時の安定性も向上すると思います。

    先日、FXの試乗をしましたが、フレームもホイールの美しい仕上がりで、また折りたたみでありながらDAHONのようなヒンジ部分のようなぐらつきがなく、素晴らしい自転車だと思いました。
    弱点があってもFXを購入しようと思います。私のツーリングパターン(輪行の小旅行、のんびり、パーツにこだわる)にピッタリの自転車です。

    • Kay より:

      チャリ散歩さん

      コメントいただきありがとうございます。
      Tyrell FXはカーボンフォークが折りたたみなので、精神的に不安がありますが、そこが原因でバランスを崩したりしたことはありません。ヒルクライムでも、まったく問題がありません。これまでのところ。

      一方で回転ステムはやっぱり不安で、ロックが弱かったのか、加速時に動いてしまったことがありました。
      もしドロップハンドルで利用するなら、通常の固定式ステムでも固定状態でも、折りたたみサイズはあまり変わりません。
      だから、通常ステムに変更するのもありだと思います。

      ご指摘のように、フレーム塗装やデザインはとても満足できるものです。私のTyrell FXも購入して9年近くが経過しましたが、とても満足しています。ぜひ、一刻も早く購入してサイクリングを楽しんでください♪

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