本当に折りたたみ自転車は楽しいのか?自転車を変更すれば、違った世界が広がるかも?
先日、ふらっと訪れた自転車屋さん。奥まったところにあった自転車。よく見ると、大きいタイヤに電動アシスト機能が備わっている。そして、
TESTの文字!
なんと、電動アシストマウンテンバイクの試乗ができるようだ。興味本位で試乗をお願いすると、快諾していただけた。これは早速レポートしなくては!
折りたたみ自転車ばかり乗っている私。電動アシストマウンテンバイクに乗るなんて日が来ることを予想していなかった。
衝撃の大きさ!電動アシストマウンテンバイクに乗ってみて
乗り心地を言う前にそのサイズに衝撃が走る。自転車が大きすぎるw いや、本当は一般的なサイズなんだけれど、いつも折りたたみ自転車やミニベロばかりに乗っているので、その大きさに戸惑いを隠せない。
車体重量も重いので、ちょっと移動するだけでもヨイショヨイショ。サイズが大きくて、フレームにまたがるときにもヨイショ。
大きさや重量ですでに気分が滅入ってくる。やっぱりコンパクトなミニベロが一番だぜい!と思った。(この瞬間までは)
↑比べるとこんなに違うTyrell IVE vs 電動アシストマウンテンバイク
電動アシストマウンテンバイク、ペダルを踏んで、え?と思わず声!
電動アシストの加速力は何度も体感しているので、「まぁ、そんなもの」という感想。しかし、驚いたのはその自転車の安定ぶり。全てのオフロードを舗装路と感じさせるような安定した走行性能に驚きを隠すことができなかった。
タイヤが太い、ホイールが大きい、サスペンションがある。こういったことが自転車の安定みに繋がる。それは理解していたが、
「まさか、これほどまでとは!」
と舌を巻いた。一言でいえば快適な乗り心地。段差だらけの道もスイィーと振動なく進む。草むらも全く問題にしない。いつものミニベロだとお尻を上げながら、ハンドルを取られないようにと気をつけて進むような道も全く意に介さず進むことができた。
ちょっとバランスを崩しそうになっても、電動アシスト機能がペダリングを助けてくれる。すぐに加速できるので、低速でふらつくこともなかった。
日本の路面はこんなに平らだったのだ!と錯覚する自転車性能だった。
どんな電動アシスト自転車に乗ったのか?
試乗した電動アシストマウンテンバイクは次のようなモデル。
名前:MIYATA RIDGE-RUNNER(ミヤタ リッジランナー)
ホイール:27.5×2.8
モーター:SHIMANO STEPS E8080
フレーム:アルミ
コンポ:DEORE
スペックをみてわかる通り、カーボンではない。後輪側にサスペンションがついているわけではない。カーボンフレーム&フルサスペンションだったら、もっと乗り心地が良くなるのだろうか。
↑モーターはBBのところ
↑バッテリーはダウンチューブ
↑iPhone 7とほぼ同じ幅のタイヤ
電動アシストマウンテンバイクの弱点は?
最高の乗り心地を提供してくれる電動アシストマウンテンバイクだが、気になるところはいくつかある。
一つはサイズ。自転車屋さんだから置いておけるので、家にガレージでもないと保管場所に困るというもの。重量もけっこうなものなので、家の中で出し入れもしづらいと感じる。保管スペースが確保できるかどうかは購入するなら検討したいところ。
また、25km/hを超えて走行することは厳しい。アシスト機能は道路交通法で25km/h未満で切れることになっている。それよりもスピードを出すことは車体重量を考えても非常に困難。この辺りはTern Vectron S10という折りたたみ自転車&電動アシストに試乗したときと同じ感想だ。
まとめ、電動アシスト自転車は「面白い」
現在はバッテリーサイズ、モーターサイズが大きくて気軽に利用しづらいけれど、乗っていて楽しくなる自転車。自転車の走る愉しみを伝えてくれる。重量面と価格がもうすこし変わってくることを期待したい。
さいごに
今回、試乗を快諾してくれたのは『バイシクルセオ 船橋ガレージ』。スポーツバイク専門に扱うお店。千葉街道(国道14号)沿いにあり訪れやすい場所なので、ぜひ一度足をとめてみてほしい。新春セール中で忙しいところお邪魔しました!
今日もお越しいただきありがとうございます。太いタイヤにすれば、ミニベロも結構違うのか?と期待してSchwalbe Big Appleを検討中。