それは夜のサイクリングでの出来事だった。走行中に走りに違和感を感じる。そういえば、さっきポンッという音がしたなぁ……。
急いで家に帰る途中だったが、自転車を止める。スーーーッという音がする。水が流れるような音。あれ?この近くに下水道あったっけ???と思いながら辺りをキョロキョロとする。
手に風が当たる。そうだよね。すっかり秋らしくなってきたよね。なんて思ったら
なんと、後輪のパンクだったーーー!!!
不思議なことに前輪に違和感を覚えたのに後輪パンクだった。
外でのパンク修理がどんな様子かをレポートするぜぃ!
パンク修理に必要なもの
パンクはよくあることと言われているが、路上でパンクした記憶はあまりない。しかしこういうときに備えてパンク修理アイテムを常時携帯しているのだ!予備チューブにタイヤレバー、軍手にポンプ。備えあれば憂なし。
夜中のパンク修理
夜なので街灯があるところに移動して、自転車修理を開始した。時計の針は21:10。パンク修理開始!
まずは、ホイールを取り外す。クイックリリースを緩める。このときにギアを一番重いところにしておくと、外しやすいし後で取り付けしやすい。
続いてタイヤレバーを使ってタイヤを外す。これが難儀。ホイールによっては押しても引いても外れないことがある。リムとタイヤの相性といってしまえばそれまでのこと。幸いにしてTyrell IVEのホイールとタイヤは相性が良いのかあっさりとタイヤを外すことができた。
ここで、急いで新しいチューブを入れてはいけない。パンクの原因をしっかりと探ること。タイヤを優しく内側から撫でてみる。何かトゲになるものがあったからパンクしたのだ。その原因を探らないで新しいチューブをいれたらまたパンクをしてしまう。
今回はガラスの破片が原因だったと思われる。暗くてよくわからないが、タイヤに突き刺さっていた。
↑次の日に同じ場所に行き、パンク原因を突き止めた!ガラス破片だ!
新しいチューブを入れる。チューブのねじれに注意したい。また、チューブがしっかりと中に入っているかを確認しておきたいところ。新品チューブにある程度の空気を入れるとこの作業はしやすいと思われる。
チューブを入れたら空気をいれる。携帯用ポンプでいれるのは大変だが、入れなければならない。商品にもよるけれど300回くらい空気入れを押せば、十分な空気圧が充填できるだろう。ちょっと走って近所の自転車屋さんまでなら、300回も踏まなくてもよいだろう。
しっかりと空気が充填されたら、元に戻すのみ。慌てずに、しっかりとホイールをセットする。あらためてパンクの有無を確認する。ブレーキなどを元に戻す。
ここまでの工程は20分ほどだった。
夜中のパンク修理を終えて
au保険にはピックアップサービスがありパンクしたときは迎えにきてくれるとのこと。しかしながら場所によっては60分くらいかかってしまうらしいので、20分ならまあまあかと。
家に帰ったら改めて空気圧をしっかり確認しよう。今回は100回くらいポンプを押して60psiくらいだった。
パンク修理に20分ほどかかったが、その間ずっと犬が吠えていた。飼い主が出てくる気配もなくちょっとうるさかった。私は犬の飼い主にしっかりと謝るつもりでいたのだが……。
「うるさいなぁ〜でもしょうがないか〜〜」なんて考えていたら隣の家のご主人と思われる人がでてきた。
「秋の静けさを打ち破ってしまい申し訳ありません」という気持ちでいっぱいだった。
しかし、人気がないところでパンク修理をするのはちょっと怖い。変な人に絡まれてしまうかもしれないし。犬が吠えるような人家があるところで修理できたのは幸運だったのかな?
まとめ
- 予備チューブ、タイヤレバー、空気入れ、軍手は持参したい
- 慌てずに手順を確認しよう
- 必ずパンク原因を突き止めてから空気をいれること
- 夜は怖い、犬に吠えられるくらいなら良しとしたい(^_^;)
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。パンク修理できてよかったー!と思った。