突然ですが、Tyrell IVEのギア数を11速にしました!↑の写真をみてほしい!ギア数を数えて!!!9速→11速!!いつかこの日がやってくると思っていたw

発売当初から「いつでも11速化できますよ♪」との記載はよくみる。
ミニベロのカスタマイズというと試行錯誤しながら行うイメージだが、「いつでもできる!」と言われてしまうと、やらないという天邪鬼。
しかしながら、今回突然Tyrell IVEを11速化することにw なぜ11速?どんなパーツを使ったの?走行性能はどう変わったの?などTyrell IVEを11速化した顛末をお届け!
なぜ?11速化するのか?
「ギアの数が増えることで走行中に適切なギア比を選択しやすい。」
「11速コンポは105グレードよりも上なので軽量かつ軽い動作をする。」
などと言われるが、そういったことが今回Tyrell IVEを11速化した理由ではない。適切なギアとか軽量化といったことはカスタマイズを行った理由のほんの一部でしかないのだ。
それではなぜTyrell IVEを11速化したのか?いちばんの理由を正直に言うと
「Tyrell IVEを11速に変更してみたかったから!w」
ただ単にカスタマイズするという行為そのものが目的というなんとも末期的な症状である(^_^;) しかし、このブログの愛読者である皆様ならきっとわかってくれるだろう。
なんとなく弄りたくなってしまったのだwww
↑Tyrell IVEのホイールは11速対応していることを確認しよう!初期ロットは対応していないこともあるらしい。
Tyrell IVEを11速化するのに必要なパーツを準備!?
11速にするぞ!と意気込んでパーツを揃えたのではない。気がつけば、家にパーツが揃っていたw
リアD
ULTEGRAのリアDは最新のR8000シリーズよりシャドータイプとなって外側への出っ張りが減っている。折りたたみ自転車にとって、ぶつける危険が減って良いなぁ〜と随分と前に購入していた。
スプロケット
先日SHIMANOより新型の105であるR7000シリーズが発表された。
写真で見ると、スプロケのコーティング処理が変わっているようにもみえる。ULTEGRAのような加工がされているようなのだ。
「実物をみてみたい!」と願っていたある日、気がつくとオークションでポチ!と即決価格で落札をしていたw
チェーン
チェーンはグレードによりその性能差が如実に現れるのか?という疑問があった。このことを検証するために新品のDURA-ACEチェーンと105チェーンを買い揃えて比較検証を行った。

その結果、ほぼ新品の105チェーンが在庫となったw 在庫しているなら使いたい。
シフター
11速のフラットハンドルシフターは選択肢がないに等しい。選択肢は2つ。
- SL-RS700(105グレード)
- メトレア
メトレアを選択する利点がイマイチわからない。街乗り用に特化したコンポということで発売されているが、105と比べて質がどの程度違うのかは未知。値段も高めなので、事実上SL-RS700一択だ。
あれ?シフターさえあれば、11速化できるのでは???と気がついたら、amazon.co.jpでシフターをポチとしていたw
以上、準備編。11速化するために揃えたパーツは次の通り
パーツ |
選択モデル |
選択理由 |
---|---|---|
リアD |
RD-R8000(ULTEGRA) |
シャドータイプで折りたたみ自転車にふさわしい |
スプロケット |
CS-R7000(105) |
新型のコーティング処理をみてみたかった |
チェーン |
CN-HG601(105) |
ほぼ新品が在庫していた |
シフター |
SL-RS700(105) |
選択肢なし |
取り付け作業開始
ショップに持ち込むことも少しだけ考えたが、自分でやれば無料だ(せこい)。そこで、猛暑日の午前中に作業を開始。
まずはスプロケ交換。
↑標準SORA(11-30T) 322g
↑105(11-28T) 272g
↑並べて一人展示会をした
↑チェーーーンジ!
↑新品の輝きがたまらない。まるで危険な香りを放つ女優のようだw
シフター交換
新しいシフターはインジケーターもなくてスッキリ。しかし、レバーのプラスチックが安っぽい感じ。なお、シフトインナーケーブルは付属していた。
↑標準SORAシフター 142g
↑SL-RS700 123g
つづいてチェーン交換
↑Tyrell IVEについていた標準KMC9速、282g
↑105チェーンを装着。よくをいえば、2ピンくらい長くしたかったが、まあいいや。248g
さらにリアD取り付け
↑標準SORAさようなら247g
↑R8000シリーズのULTEGRA。ますますメカメカしいデザインになった。197g
カスタマイズでどのくらい軽量化されたか?全部で153gの軽量化となった。
ここまで、パーツ重量を計測しながら組み立てたので、1時間ほどを要した。日差しはどんどん高くなり暑くなってくる。ギラギラと照りつける太陽。汗が吹き出てくる。だんだんと作業が面倒になってくるが、始めてしまったものはやめられない。
リアDの調整を行う。これは苦手でいつも苦戦するんだよね。今回から新しい形になったので、調整方法を見直す。『えふえふぶろぐ』さんを参考にする。
あーでもないこーでもないと格闘すること1時間。ついに完成しました!
↑Tyrell IVE11速きたーーー!!!
Tyrell IVE11速化した感想
まずは見た目。パーツの輝きが実に美しい♪ 新型Ultegra R8000のリアDはシャドーデザインがミニベロに合う。これは予想以上の格好よさ!ますますTyrell IVEに愛着がわいてくる!
↑R8000のリアD格好いい♪
走行性能はどうだろうか?SORAのときは「カチン!」と変速していたが、今回は「パチン!」と変速する!カチンからパチンへ(^_^;) 軽くなった変速性能といえばその通り。変わらないといえば変わらない。悪くなったといえば悪くなったw もっとしっかりと調整をすれば、劇的な違いを生むかもしれないけれど、今のところはカチンからパチン。
↑パチン!
Tyrell IVEを11速化してもほとんど違いを感じることができない(^_^;)
標準のSORAコンポだと上から5番目ということで、下位グレードでダメそうだ。けれど、そんなことない。十分。標準で問題ないので、わざわざ11速化を行う必要はないかな〜(^_^;)
しかしながら、そういうことは抜きにして満足感はある。特別感があるし、自分で変更することで愛着もわいてくる。そう、完全に自己満足なのだ!
↑いつもと同じに見えるが何かが違うオーラを放つTyrell IVE
キラキラしていて格好いい。少なくとも自分の目にはそう見える。自分のTyrell IVEにもっと愛着を感じたい人にはぜひオススメしたいカスタマイズだ!
今日も自転車でGo.comにお越しいただきありがとうございます。予想通りR7000シリーズの105の見た目に満足している自分がいます!